非日常の終了
震度 6 弱 に訂正発表されています。
ところが札幌市史上初めての震度 6 にも拘わらず、東区の画像はニュースでは全く取上げられていません。
その理由は簡単で、物理的な被害の様子が殆ど見えないからです。
札幌市東区の被害情況は、
道路の陥没 ➡ 無し
建物の損壊 ➡ 無し
死傷者 ➡ 無し ( と思います )
私の自宅の廻りを見ても、とても大地震が発生した後とは思えません。
自宅内では、倒れた家具はありません。
壊れたものも無しです。
震度 6 だったと言われても、本当ですか、というのが実感です。
地震が発生した時、私はすぐに照明を点け、
次にテレビのスイッチを入れました。
つまり避難しなければ、などという地震には感じられなかったからだと思います。
テレビを見ていると、1時間位で停電になりました。
電気が止まったら、給水用のポンプは動きません。
貯水槽がある建物では、溜めている水がなくなり次第、断水になります。
私は直ぐにバスタフに水を溜め始めました。
次にバケツ、洗面器、やかんにも水を入れました。
ペットボトルの水、お茶などは1週間分以上の買い置きがあるので、心配していませんでした。
次に予約のことを思い出しました。
自宅付近のバス停から、6:50 発のバスで空港へ向かう予定でした。
これって、初めてのトラブルによるキャンセルでは?
空港へ行くバスもJRも動くはずもなく、情報収集するなら、
自宅にいるより会社に行った方がいいかもと考えて、歩いて会社に向かいました。
( 歩いて30分と徒歩圏内なので )
会社のビルでは、停電で非常用発電機しか使えない状態でした。
ビルの非常口誘導灯とか、非常用エレベーター位しか、電気が使えません。
ビルの貯水槽は残量1400リットルでした。
この水がなくなり次第断水です。
ホテルの客室で水の使用を不可にするかどうかで、カンカンガクガクの話しになってました。
私の部署では、非常用発電機からの電力が使用可能で、
照明、パソコン、コンセントが使えました。
とにかく突然充電不可能の事態になったのですから、
携帯に頼りきっている現代社会は大変です。
入れ替り立ち替り私の部署に、「 充電させてもらえませんか? 」 という人が出入りしていました。
私は 「 職場に行けば電源がある 」 と解ったので、停電が2日目になってもまあいいかと。
( 本当は全然良くないのですが )
2日目の夜に復電して、自宅のエレベーターが止まった状態で水がなくなる、
という事態を免れたので、
( 給水所に行って、水を貰ってこなくてはならなくなる事態 )
私個人としては、予約のキャンセル手数料が航空会社、ホテルの対応により無料になったことと合わせて、
被害がほぼなかったことになりました。
以上が地震発生からの時系列記録になります。
被害を受けた方々には、心よりお見舞い申し上げます。