宿泊税導入 ( 北海道 )
今月の定例道議会で、宿泊税導入の予定が示される方向です。
現在明らかにされているのは、
A案は全ての宿泊客に課税する案で、税収予想額は41億円です。
B案が1万円以上の宿泊料金に課税する案で、税収予想額は10億円です。
一方新税収入を予算化する、観光客の受け入れ環境の整備については、
① 人材育成
② 観光地を結ぶバス運行、Wifi 整備支援
③観光案内所、コールセンターの拠点整備
以上に5年間で235億円の予算を計上する試算としています。
数字は簡単です。
A案 ( 41億円 )✖5 = 205億円
B案 ( 10億円 ) ✖5 = 50億円
B案の金額では総予算235億円には全然足りないので、
A案で導入するつもりでしょう。
宿泊客全てに課税するが、修学旅行生は免除とする、
といった決着になると予想しています。
課税をするなら、この税収の資金使途について、
予算の中身をもう少し具体的に説明して欲しいと思います。
「 ① 人材育成 」 これだけではさっぱり分かりません。
新しい利権を作っただけ、なんてことにならなければいいのですが。