病院であった怖い話
私は自宅近くの内科に毎月、血圧を下げる薬を受け取るために行っております。
そこの待ち合い室で、先日このようなことがありました。
その病院の待ち合い室はかなり昔に造られたタイプで、
ベンチシートがいくつか平行に並んでいます。
シートは全部同じ向きに置かれていて、一番前のシートの前方には受付があります。
患者は受付を済ませたら、座っている他の患者の方を向いて歩き、
何処か空いている席に座ります。
つまり受付を済ませた直後は、他の患者と顔を合わせる訳です。
私がシートに座っている時、一人の女のコが受付を済ませてこちらを向きました。
その女のコの顔を見た途端に一目惚れしました。( 冗談です )
20代前半位のすごく可愛い子でした。
その子は私の横を通り過ぎて、私の真後ろの席に座りました。
初診の患者の場合、ここで呼び出しを受けて、問診があります。
この問診は普通、奥の方にある専用のコーナーで、
看護士と一対一で行われます。
ただ、忙しい時 (専用コーナーが空いていない時など ) には、看護士が待ち合い室までやって来て話を聞くこともあります。
この時は看護士がこちらに来て、私の後ろの女のコに話を聞いていました。
この後ろのシートと私の距離ですが、せいぜいプレエコ程度しかありません。
話はまる聞こえです。
看護士
「 今日はどうしたのですか。」
から始待って、風邪の症状についてあれこれ聞いていました。
で、
看護士
「 便は出ますか?」
女のコ
「 むにゃむにゃ」
( 声が小さくて聞こえません、そもそもそのような話は聞きたくありませんし )
看護士
「 そうですか、2日に1回位なんですね。」
( こちらが恥ずかしくなってきました。)
看護士
「 2日に1回ならそんなに酷くはないですね。」
( お願いですからその話は止めて下さい。)
私はその後、先に呼び出されて立ち上りましたが、
その女のコの顔を見ることが出来ませんでした。
この子はもうこの病院には来ないかも、と思いました。
この看護士のお姉様、何か怖いです。
私もこの病院通うの止めようかな。