バニラの函館↔関空線撤退
バニラの函館↔関空線が、6月16日以降の夏ダイヤから運休するそうです。
再開予定がないことから、事実上の撤退になります。
この理由としては、搭乗率が平均70%程度で、
採算ラインの85%には届いていないからだとされています。
就航は17年3月18日からと、まだ1年経過していません。
搭乗率か採算ラインより15%不足しているのは、
上乗せするのが不可能なレベルの数字なのでしょうか。
( 使用機材はA320で180席、1日1往復 )
決断が早いのは、企業経営に必要不可欠ではありますが、
そんなに悲観的な数字とも思えません。
私が1月に搭乗した、Peachの新千歳↔仙台線などは、
50%以下のように見えました。
( 私が乗った時だけならいいのですが )
この新千歳↔仙台線は、今回のPeachのセールでも、最安価格の1490円で売られていて、
私はこの価格で予約出来ました。
この路線などは、いつ運休してもおかしくないと思うのですが。
( 搭乗率は、全便のトータルで数字を出さなければ分かりません。冬の閑散期が低くても、夏の繁忙期が高ければなんとかなるかも。)
函館はホテルが乱立していますが、観光客数が計画通りには増えていません。
新幹線の30年札幌延伸まで、後12年です。
その間に観光地として、お客様を呼べる特色を打ち出さないと、
新幹線の乗客は、函館では誰も降りなくなるかもしれません。
LCCを新千歳以外の道内空港に就航させて、
採算ラインに乗せるのは、かなり難しいことなのでしょう。
ちょっと先行き不安になる一件ではあります。
PeachとANAのセール
私は夜自宅にいると、23時頃には寝ます。
昨夜は寝る時間になって、うとうととなりましたので、
PeachのセールANAのセールPeachのセールANAのセールと、
お経のように唱えながら、うつらうつらしていました。
はっと目を覚ましたのは、0時7分位だと思います。
慌ててPeachのセールを見に行くと、新千歳➡仙台 のセール価格で予約出来る日があったので、何とか予約しました。
( 片道です。乗継ぎは別に予約するつもりです。)
この後ANAを何処か予約しようとしてたら、いつの間にか寝てしまいました。
確かにそう記憶しています。
それで今朝目を覚ました時、しまったと思い出して、
ANAのセールをすぐ見て新千歳➡関空を取りあえず予約しました。
何とか予約出来て良かった、などと考えてメールを見ていると、
あれぇ、昨夜予約したらしい関空行きがありました。
そしてこの予約はセールの旅割Xではなく、旅割75です。
全然記憶がありません。
とにかく価格を比べてみると、旅割Xが7700円で旅割75が8000円です。
しかし搭乗マイルが、旅割Xが732マイルで旅割75が1098マイルです。
( ダイヤ1年目で計算 )
旅割75が366マイル多いので、300円の差は何もならないということに。
これではセールのメリットがありません。
ANAの予約は支払いしないで、取り消ししようかなと思っています。
UA特典の3
旭川空港へ陸路で行くパターンについては、先日書いた通り、
1行程として実行してみるつもりです。
次にLCCに乗って他の空港へ行き、そこからスタートする行程について考えます。
まず何処かへ行かなければ始められません。
ここはセールがあれば、何処かへ飛ぶ片道チケットを予約するということで、
エアアジアのチケットを買ってみました。
片道で3380円とあまり安くはないけど、まずはこんなところかなと思います。
この場合は日付が決まってしまいますので、
この日のUA特典を確保しなければなりません。
UA特典の予約が取れないと、この片道航空券は使いようがないので、
多少リスクがあるパターンになります。
中部➡新千歳 の変則パターンを検索してみます。
希望としてはこのような行程です。
中部➡宮崎 ( 1泊 ) ➡羽田➡八丈島
あるいは、
中部➡ 宮崎 ( 1泊 ) ➡羽田➡庄内
八丈島なら、1泊して次の日に新千歳に帰って来るだけです。
庄内空港へ行った場合は次の日に、
那覇タッチが検索出来ました。( 滞在65分ですが )
他には、
中標津空港へ立ち寄るパターンもあります。
飛行機の費用は、
3380円 ( 新千歳➡中部 ) + UA5000マイル✖2
UAマイルの単価は、私の先日の計算では 1.2 円なので、
3380円+12000円=15380円 という金額になります。
一番長距離の行程だとすると、
新千歳➡中部➡宮崎 ( 1泊 )➡羽田➡庄内 ( 1泊 )➡羽田➡那覇➡新千歳
こうなるとJGCの回数修行みたいですね。
観光旅行より、飛行機に乗ったり降りたりしてる方がいいという人には、
このUA片道航空券は、予約が確保出来さえすれば面白いと思います。
特典の予約は60日前からということで、果たして予約が取れるでしょうか。
何処に行けるのかは、後日のお楽しみということで。
新幹線札幌駅の2
札幌市がJR北海道と妥協したようです。
北海道新幹線札幌駅のホームをどの位置に造るのか、
という問題については、札幌市が推す現駅案と、
JR北海道が主張する大東案のどちらかに、3月末迄に決定する予定です。
しかし今日の時点で、札幌市がJR案に同意したというニュースが出されています。
大東案は現在の札幌駅より200m以上東に、新しい駅舎を建設して新幹線のホームを造る案です。
これを決定するのは、国交省、北海道、札幌市、JR北海道、鉄道建設･運輸施設整備支援機構の5者協議です。
この協議は非公開で行われており、話し合いの内容は市民には分かりません。
この札幌市の方針転換の理由を考えてみます。
大東案は、現駅案の建設予定費を55億円上回っています。
この差額をJRが負担するというだけで、札幌市が妥協するとは思えません。
札幌市は札幌駅東側の再開発を進めています。
この再開発と新幹線の駅舎建設について、
札幌市にJRが協力する内容が話し合われたのではないか、
などと私は考えています。
( もちろん間違えているかもですが )
問題は、JR北海道が既に赤字路線問題で頓挫している状態で、
国の支援が無ければ、経営破綻の可能性があることでしょうか。
これを救済するスキームを国交省が準備しているとすれば、
札幌市の妥協は理解出来ます。
とにかくすぐに決定しなければ、2030年の開業に間に合いません。
決まりそうなのは朗報でしょう。
丘珠空港の滑走路延伸案
( 飛行機には乗ってませんけど )
HAC( 北海道エアシステム ) が道内外4路線、( 利尻、函館、釧路、三沢 ) FDAが夏季限定で静岡線を運航しています。
年間利用者は21万人 ( 16年度 ) 、新千歳の百分の1位の利用者数しかありません。
滑走路は1500mなので、LCCの中型ジェット機は就航出来ません。
この滑走路を延伸して、なんとかLCCなどを就航させたいのが札幌市の方針のようです。
滑走路の距離については、
こんなところでしょうか。
2000mに伸ばせば、なんとかLCCが飛べるということで、
長期的な検討課題 ( 10年以上かける案件 ) として取上げたいようです。
事業費は250~550億円。
かなり昔ですが、1995年にもこのような方針が出されたことがありました。
その時は住民の反対運動などで、断念した経緯もあります。
東区の住民である私としては、何とか実行して頂きたいと思っています。
延伸された滑走路が完成した時は、私は生きていないかもしれませんけど。
