道内7空港民営化
2020年6月の新千歳空港民営化よりスタートする、
道内7空港民営化に向けたスケジュールが、
いよいよ動き出しました。
3月には実施方針が発表され、4月は募集要項の公表がある予定です。
実施方針は、現在第2次審査中の福岡空港と比較すると対照的なものとなりました。
①分割金と、②一時金の入札条件が正反対になっています。
道内7空港は、分割金は固定されており、一時金は入札です。
福岡空港は、一時金が固定で、分割金が入札となります。
道内7空港の分割金の負担を下げたのは、設備改修費用の負担増が見込まれるためとされています。
最低入札価格については、福岡空港が道内空港の2倍以上の金額になっていますが、
福岡空港の落札には、この金額の更に2倍以上が必要となるかもしれません。
道内空港については、1000億円にどの程度上乗せ出来るか、
というところが相場でしょうか。
ただ、入札金額が審査点数全体に占める割合は、
福岡空港が30%、道内空港が20%となっています。
つまり、金額的なことより、事業戦略とそれに基づく具体的な提案内容を点数化して、
落札業者を決定する方針です。
点数化 ( スコアリング ) の基準がどうなっているのか、興味あるところです。