JR北海道
今シーズンの千歳空港は、大雪に見舞われていないおかげもあって、
航空機の発着に関しては、平穏に推移しています。
観光のシーズンオフが見られない最近の状況からすると、
空港の運営は上手く行っているとみて、いいのではないでしょうか。
ところがもう一方の交通ラインを担っているはずのJR北海道が、
設備不具合により2日続けて、札幌↔千歳空港間に運休を出してしまいました。
この運休によって飛行機に乗り遅れたお客様は、本当に迷惑を被ったと思います。
JR北海道につきましては、旧国鉄の分割民営化により設立されて以来30年、自慢じゃないけど一度も黒字になったことがありません。
国から無利息で預かっている経営安定資金 ( 現在約1兆円 ) の運用益で存在している貴重な会社なのです。
今だに赤字ローカル線を、何とかして廃止又は別会社にしようとして、
廃止絶対反対の地元自治体と、慎重且つ冷静に話し合っています。
ここでまたまた、国の支援が必要であるという声が上がっているようです。
やれやれ、いったい幾ら使えば立て直せるのでしょうか。
この会社の話はこの辺にしておきます。
どうなることやら。